150軒もの屋台がひしめく、屋台ジャングル福岡。 中洲、天神、長浜、エリアによって特徴も違う。 「初心者にお薦めなのは、天神の屋台」と語るのは 福岡のおいしいものを知り尽くす、帆足千恵さん。 屋台ジャングルに足を踏み入れる前に知っておきたい、 博多屋台道入門の極意を独占公開!
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屋台では人情交流を楽しむべし!
女子一人旅でも、意外なほど気さくに受け入れてもらえるのが、屋台のうれしいところ。「どこから来たとね?」から、時には隣のお客さんとの会話に花が咲くことも。この人情交流こそ屋台コミュニケーションの醍醐味(だいごみ)。料理もぐっとおいしくなります。
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自分好みの屋台料理を発掘すべし!
屋台といえば、ラーメン、餃子なんて昔の話。洋風、和風、中華料理に韓国料理と、いまや屋台で食べられないものはない。中でも天神周辺は屋台のバラエティも豊富な上、ショッピング帰りの一見さんの来店も多く、初心者でも安心して立ち寄れる屋台が並んでいます。
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価格はメニュー表で確認すべし!
多くの屋台では値段表を準備していますので、そちらで確認を。もし値段表がなければ、もちろん事前に確認してもOK! お店によって値段が異なりますが、予算的には一般的な居酒屋と同じくらいか、やや高めと思っておくといいでしょう。
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一人一品は注文すべし!
みんなでわいわい楽しむ、気さくさが屋台の良さとはいえ、何人かで来店して、一品のみ注文してシェアするのはマナー違反。一人一品は注文しましょう。
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トイレは事前にすませるべし!
屋台にはトイレはありませんので、できるだけ事前に済ませておくのがベター。とはいえ、大将やスタッフに尋ねると、近くの公共のトイレを教えてもらえますよ。
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手荷物管理はスマートにすべし!
狭い空間で肩を寄せ合って楽しむのが屋台の楽しさ。手荷物も自分で管理しましょう。自分の膝に置いておけるのがベストですね。
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定休日、天気は事前にチェックすべし!
屋台が開くのは、だいたい18時30分くらいから。日曜日が定休日の屋台が多いので、旅行の予定を立てる際には注意が必要。また雨風がひどい日には急きょお休みになることも。
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屋台は、和の精神をもって、皆で楽しむべし!
何といってもフレンドリーに楽しむのが、屋台の鉄則!混み合っているお店では席を詰める、行列ができていれば、あまり長居をしないなど、みんなで屋台を楽しめる配慮を。ここまでできれば、屋台マスターの日も近いかも!


カリスマ屋台女子 帆足千恵さん
福岡の地元情報誌勤務時代に、100軒以上の屋台を丹念に取材したムック本「屋台物語」を編集経験あり。現在は財団法人福岡観光コンベンションビューローにて、福岡への観光客の満足度アップのために、日々奔走中!

どこに行ったらいいの?という人にお薦め!「博多屋台きっぷ」。 地元っ子厳選の天神・博多の屋台で使える、1,000円分の引き換えチケットを2枚組(1,000円×2枚つづり)で販売。チケット1枚につきドリンク1杯とお薦め料理を食べることができる、お試しセットです。安心して屋台を体験できると初心者に好評。このチケットは、1軒で2枚使っても、2軒で1枚ずつ使ってもOK。人気屋台8軒で使えます。
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料金:2,000円 |
