ようこそ、ひょいとFDA.comへ 近くて遠かったあの街へ、ひょいと訪れることができるなら、眠っていた文化や、人が動き出す。日本はまだまだ面白く、もっともっと元気になれる。ひょいとFDA.comはそんな想いを胸に、日本の新しい旅を提案していきます。
はじめまして、ひょい太です。この春からこのサイトを担当させて頂く新人です!尊敬する寅さんのように日本全国を渡り歩き、その地域の魅力を力一杯伝えることを誓います!不慣れな点も多々ありますがみなさんよろしくお願いします。 ひょいとFDA.com 案内人 ひょい太
1日目 10:15~
昔から新潟市民の台所として親しまれている‘本町市場’の一角、‘本町6商店街’に到着。アーケードに覆われているので、降雪を気にすることなく快適に歩けます。商店街の路上には露店がずら~り。地物の野菜や鮮魚、お菓子、漬け物などを手に取りながら、店頭のおかあさんに「これ、何ですか?」と聞けば、優しく笑顔で答えてくれます。旅先に着いて最初に触れる地元の人々のほんわか温かな人柄も、新潟の魅力の一つです。
蒸したてほかほかの‘笹団子’や、ふわっふわの‘しんじょう揚げ’など、市場内での食べ歩きはつい時間が経つのを忘れてしまうほど。旅は始まったばかりなのに食べる・食べる・食べる!!!夜の温泉宿で夕食後に部屋でまったり呑むために、ここで地酒やおつまみも買っておきましょう。あの有名製菓メーカーの‘こわれせんべい’や手作りの漬け物など、種類が豊富で選ぶのが楽しくって仕方ありません。
‘本町6商店街’のアーケードから一歩出ると、左右に広がるのが‘人情横町’。約160メートルにわたり個性的な店が連なっています。いい匂いにつられて進むとアツアツの浜焼きが。銀ダラ、鮭、カレイなどが1本400~500円(時季により変動)程度で並んでいます。取材で伺った‘阿部鮮魚店’の浜焼きは、ショウガみそを塗って焼いたこってり甘めで香ばしい味。口にした瞬間思わず日本酒が欲しくなっちゃいました。
昼食は鮮魚店や精肉店、惣菜店などが並ぶ‘本町食品センター’で。まずは入って右手の‘丼やいし井’へ行き、ご飯にみそ汁・漬け物・小鉢が付いた‘ごはんセット’(500円)を注文。そして「おかず買ってきます」と伝えてセンター内の好きなお店へ!刺し身やカニは市場ならで新鮮さ。村上牛の切り落としは、厨房にお願いするとその場で炒めてくれます。鮭の昆布巻・コロッケなど、食べたい惣菜を好きなだけ買って自分好みの“市場定食”が完成~!
プリップリ‘山田鮮魚店’の刺し身。好みの魚種を選んで作ってもらうこともできます。午前中は地元の料理店に納める魚の仕込みが忙しいので、刺し身の販売は午後から受付。
「1,000円以下の予算で、冬の新潟らしい魚が食べたい!」とリクエストすると、寒ブリ、ノドグロ、ナンバンエビの3点盛りにしてくれました。高級魚のノドグロが入って600円は破格!!(時価)
鮭の昆布巻(鮭の中骨を昆布で巻いてだしつゆで炊いたもの)は‘山上商店’の人気商品。鍋が届いた先から人だかりができ、どんどん売れてゆきます。‘丼やいし井’に持ち込めば輪切りにしてくれますよ。
村上牛は‘大岩精肉センター’で購入。ランチには切り落としがオススメ。肉のグレードにより100gで 420~630円程度。「丼やいし井さんで焼いてもらいます」と伝えると牛脂をサービスしてくれます。
1日目 15:45~
長岡駅で送迎バス(要予約)に乗り込み、どんどん雪深くなる山道を進むと蓬平温泉に到着。山間の自然に囲まれたこの静かな温泉地は“長岡の奥座敷”として親しまれています。今夜のお宿は全15室のこじんまり宿‘よもやま館’。明るいうちにお目当ての雪見露天風呂へ!男湯、女湯それぞれ露天があり、見たこともないような雪景色を眺めながらの~びりと。泉質はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉なので、お肌がつるつるすべすべに。
夕食は仕入れによって毎日変わる、旬の新潟野菜と日本海の魚を使ったコース(写真はあくまで一例)。地元長岡の寺泊港で水揚げされる新鮮な魚の刺し身、郷土料理の‘のっぺ’、山古志牛のステーキ、釜炊きのコシヒカリなど次々に登場する一品はご当地の美味ばかり。自然に日本酒が進むこと、進むこと。温かい料理は、特に焼きたて揚げたてにこだわって提供しているそう。夕食時には、対岸にある‘花舞台’で女将が披露する日本舞踊を楽しめます。