ようこそ、ひょいとFDA.comへ 近くて遠かったあの街へ、ひょいと訪れることができるなら、眠っていた文化や、人が動き出す。日本はまだまだ面白く、もっともっと元気になれる。ひょいとFDA.comはそんな想いを胸に、日本の新しい旅を提案していきます。
はじめまして、ひょい太です。この春からこのサイトを担当させて頂く新人です!尊敬する寅さんのように日本全国を渡り歩き、その地域の魅力を力一杯伝えることを誓います!不慣れな点も多々ありますがみなさんよろしくお願いします。 ひょいとFDA.com 案内人 ひょい太
1日目 12:25~
空港を出発して高知市の中心街へ向かいます。風に揺れるヤシの木の街路樹は南国風情満点!
1日目 13:00~
まずは土佐名物で腹ごしらえ。“高知の台所”と呼ばれる『ひろめ市場』には、カツオのたたきはもちろん、クジラやウツボ、四万十川ノリの天ぷらや手長エビの空揚げといったおいしそうなメニューがズラリと並びます。先に席を確保してから、好きなものを好きなだけテーブルに持ち寄っていただくのが“ひろめ市場流”。ネーミングも楽しい『いごっそう横丁』や『乙女小路』をくまなく覗いて、存分に食べ歩きましょう。
1日目 15:40~
お腹が満たされたら、再び車に乗り込んで、西を目指します。四万十町で高知自動車道を降りた後は、とにかく国道56号を真っすぐ、青く輝く太平洋を右手に見ながらひた走りましょう。途中の『道の駅 ビオスおおがた』にある『ひなた食堂』は、知る人ぞ知るB級グルメスポットですから、食いしん坊はマスト・ストップ。人気は“かつおの味噌茶漬け”と“しらす丼”、そしてカツオ節を練り込んだバンズと新鮮なたたき、そしてシャキシャキ野菜たっぷりの“かつおのたたきバーガー”は、本場・黒潮町由来の逸品ですよ。食後には高知県民のソウルドリンク“リープル” で作ったアイスはいかが? どこか懐かしいおいしさがぎゅっと凝縮していて、美味しいですよ~。
1日目 16:35~
四万十市内に到着したら、ちょっと変わった公園の散策に出かけてみましょう。『安並水車の里』は灌漑用水路(四ヶ村溝)に沿って今も14基の水車がガッタンゴットンと音を立てて回っています。実はこの水車、新田開発や土木工事の名手であった土佐藩山内家の家老・野中兼山が設置し、水田を潤した名残だそうです。ここから少し足を延ばしたところにある世界初のトンボ保護区『トンボ自然公園』は、一年を通じて60種以上ものトンボを見ることができる“トンボ王国”。夕焼けにトンボが飛び交う昔懐かしい田園風景、癒されますよ~。
1日目 18:00~
さて宵の楽しみは、もちろん四万十グルメです。 カツオのメッカ・黒潮町と、清水サバ、ウツボ、ウメイロなど多彩な漁獲を誇る土佐清水の2大漁港に両脇を囲まれた四万十川は、天然ウナギや川エビ、川ノリといった希少な食材を育みます。さらに山間では、四万十町窪川産のブランド米“仁井田米”を贅沢に飼料に混ぜて肥育し、旨み成分たっぷりの“窪川ポーク米豚”が生まれました。それらすべてを一度に堪能できるのが、四万十グルメの醍醐味と言えるしょう。
中でも、土佐清水で水揚げされる新鮮なウツボは必食です。臭みは全くなく、皮目と白身、そしてその間にあるプルプルの天然コラーゲンが独特の食感を生みだし、空揚げや塩焼き、たたきにすると旨味が引き立ちます。さっぱりとしたおいしさです。とにかく新鮮な食材をシンプルにいただくのが“四万十スタイル”なのです。
その四万十料理を引き立てるのは、特産の栗をふんだんに使って仕込んだ名物・栗焼酎。まろやかな香りと甘みに包まれながら、川辺の夜が更けていきます。