ようこそ、ひょいとFDA.comへ 近くて遠かったあの街へ、ひょいと訪れることができるなら、眠っていた文化や、人が動き出す。日本はまだまだ面白く、もっともっと元気になれる。ひょいとFDA.comはそんな想いを胸に、日本の新しい旅を提案していきます。
はじめまして、ひょい太です。この春からこのサイトを担当させて頂く新人です!尊敬する寅さんのように日本全国を渡り歩き、その地域の魅力を力一杯伝えることを誓います!不慣れな点も多々ありますがみなさんよろしくお願いします。 ひょいとFDA.com 案内人 ひょい太
1日目 7:45~
真夏の日差しが降り注ぐ名古屋小牧空港から、いざ青森へ出発。高度を上げて北上する機内の右手に見える景色は、夏山の木曽御嶽山や立山連峰。左手には、やがて青く輝く日本海の海岸線が見えてきます。機内サービスのドリンクを飲みながらのんびりと空の旅を楽しんでいたら、津軽富士と呼ばれる美しい岩木山が姿を現しました。本州最北の地までおよそ1時間15分で到着。「こんにちは、青森!」
1日目 10:05~
青森空港に着いたら一路、八甲田方面へ。輝くような緑の山並みが続く‘八甲田ゴールドライン’を走っていると、車窓から爽やかな夏風が頬をなでていきます。快い“涼ドライブ”を楽しんでいるうちに‘酸ヶ湯温泉’に到着。全国に知られる古い湯治宿で、ちょっと一息入れましょう。重厚な母屋には、地元の特産品を一堂に集めたお土産売店が。見て回るうちに、子宝を授かるという名湯にあやかった‘こだから飴’など、オモシロ楽しいお土産を発見!
歩いて5分ほどで‘地獄沼’に到着。大自然の中で湯煙を上げる様子は、まさに地獄!?
1日目 11:05~
青森の避暑地を代表する奥入瀬渓流で、のんびり散策を楽しめば“涼満開”。苔むした岩肌を白い水しぶきを上げて流れる渓流の美しさと、森に吹きわたるひんやりとした風。そして遠く、近くに聞こえる野鳥の声に包まれてお弁当を頬張れば、心がほっこりと和んでいきます。「こんにちは」と道行く人々と挨拶を交わしながら歩いて行くひとときは、まさに“大自然の涼”。森林浴を楽しみつつ、ゆっくり歩くのがおすすめです。
幅20m、高さ7mを誇る勇壮な‘銚子大滝’(上)や高さ25mから二段落ちの迫力で魅せる‘雲井の滝’(右)は、ぜひ見ておきたい
1日目 14:10~
藩政時代に作られた“小見世”の続く通りを涼しい風が吹き抜けていきます。“小見世”とは今でいうアーケードのこと。中町には国指定重要文化財‘高橋家住宅’や昔ながらの造り酒屋が軒を連ね、古くから商店街としてにぎわってきた風情を今に受け継いでいます。‘津軽こみせ駅’は、伝統工芸品や郷土料理など黒石の名物を楽しめるスポット。店内には津軽三味線の音色が高く低く響きわたり、津軽の人々の人情や思いが胸にしみ入るようです。
人形と扇それぞれの形が受け継がれてきた‘黒石ねぷた’や津軽三味線。そして伝統の‘津軽こけし’など黒石ならではの文化に触れよう
1日目 14:10~
初日の夜は少し早目にホテルにチェックインして、のんびり過ごしましょう。夕食は、青森ならではの新鮮な魚介に決まり! 暑い季節に旬を迎える陸奥湾のごちそうといえば、ホタテとウニ、そしてホヤ。刺し身や寿司で味わえば、口の中には驚くほどの甘みが広がります。レアの炭火焼きも楽しめるのは、産地ならではの贅沢です。県外不出の地酒をちびりちびりと味わいながら、夏の夜は更けていきます。