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はじめまして、ひょい太です。この春からこのサイトを担当させて頂く新人です!尊敬する寅さんのように日本全国を渡り歩き、その地域の魅力を力一杯伝えることを誓います!不慣れな点も多々ありますがみなさんよろしくお願いします。 ひょいとFDA.com 案内人 ひょい太

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ひょいと青森 八甲田山バックカントリー
1日目まばゆい一面の銀世界!
パウダースノーの上を滑走する
八甲田山バックカントリー


八甲田山には『八甲田スキー場』『八甲田ロープウェー』があり、その周辺にはバックカントリーのルートが複数存在しています。今回は取材を兼ねて、バックカントリー初挑戦の五十嵐綾さんも編集部に同行。1日目はロープウェーで山頂へと登り、山麓にあるスキー場のゲレンデ方向へと下るルートを体験します。

一面に広がる白銀の世界・真冬の青森へ!

1日目 7:15~

名古屋から青森へは約80分のフライト。青森空港着陸直前の機窓から見えるのは、一面に広がる白銀の世界。スキーは何度か経験があるものの、バックカントリーは初体験。いったいどんな光景が待っているのかと期待が高まります。

八甲田山へ向けて出発

1日目 9:00~

青森空港到着後は、レンタカーを借りて八甲田山方面へ。八甲田山の山頂は、冬になると−20℃にもなるという極寒地。目的地へ近づくとともに徐々に高さを増す路肩の雪壁は、高いところで3mくらいあります。

『八甲田山スキー場』に到着すると同時に、一瞬だけ広がった青空。目前には、まばゆい白銀のゲレンデが広がっています。山から吹き降ろす風は凍えるほど冷たい。

バックカントリーを快適に楽しむには、ウェアやスキーの装備が不可欠。ゲレンデ内にある『八甲田山スキースクール』でそろえることに。なにしろ、40cm以上もパウダースノーが積もることも珍しくない八甲田山は、想像を超える別世界。「雪の上で浮力が高いのはこの板。機動性ならカービングのこちらですね」と、用途に合わせて適切なアドバイスをしていただけるので、スキー板選びも安心です。雪山への身支度が終わったら、ガイド付きバックカントリーツアーの申し込みへ。

雪山を楽しむためのスタンバイ

1日目 11:30~

午後の部のバックカントリーツアーへ参加をするには、その日の正午までに受付が必要。ガイドさんが同行するツアーなので安全対策もばっちり!でも、自然の斜面を行くバックカントリーには危険が付きものなので、自分の技術を相談の上コースを決めます。

そして、ロープウェーのチケットを購入したら準備は完了。後は出発時刻を待つのみです。どうか穏やかなバックカントリー日和になりますように♪(連泊の場合はぜひロープウェー5回券を。使用期限はありません。)

13時の集合前に、まずは同じ建物にある『きっちん てぷらのどん』で腹ごしらえ。バックカントリーの前に、“焼き干し”のだしが効いた青森ならではの『焼き干し正油ラーメン』を食べてエネルギーをフルチャージ♪

いざバックカントリーツアー開始!

1日目 13:00~

『八甲田ガイドクラブ』佐藤尚平さんのガイドで、バックカントリーに初挑戦するのは、「10年以上はスキーをやっていない」という五十嵐綾さん。初めて踏みしめる八甲田山のパウダースノーに、「すご~い!!」と歓声を上げては瞳を生き生きと輝かせていました。

太陽が顔を出す方が珍しいとされる冬場の八甲田山。雪道に足を馴らしながら向かう先は、『八甲田ロープウェー』の山麓駅。ツアー参加者全員でロープウェーに乗り、標高1,300mの山頂駅を目指します。

「わぁ~!目に見えるもの全てが凍ってる!」。ガチガチに凍り付いた山頂駅の光景に驚きながらも一歩足を踏み出せば、スキー靴越しでも分かるパウダーの質感。さぁ、いよいよバックカントリーツアースタートです。

樹氷群の合間を縫って

1日目 13:30~

一定の気象条件がそろうことで生まれる『樹氷』を、間近に見ることができるのもバックカントリーならでは。その合間を滑りながらゆっくりと進んでいきます。雪道を滑り、登り、歩く、その繰り返し。

しばらく滑ったところで顔を出したのは、アオモリトドマツ。これから樹氷になる木なのだそう。「風が増し積雪が増すに連れて、大きな樹氷になっていきます」と佐藤さん。話を聞きながら山のことを少しづつ知ります。

雪の舞い散る森の中で、ちょっと休憩。スキー板を椅子にして、佐藤さんと冬山談義。山頂からの道のりや見どころなどを聞いていると、バックカントリーの魅力がさらにわかってきます。

約2時間のバックカントリーツアーで、八甲田山の醍醐味を体験し笑顔で下山。ただし、「スキーの技術次第では危険と隣り合わせのツアーですから、決して自分のスキルを過信しないことも必要です」という佐藤さんの言葉も身に染みてわかりました。それでも、バックカントリーツアーならではの大自然の営みや、普段のゲレンデでは出会えない世界を垣間見ると、また挑戦したいと思うのでした。

温泉付きホテルでゆったり

1日目 16:00~

ゲレンデを後にし、八甲田山近くの宿『ホテル城ヶ倉』へと到着!極寒の外と異なり、暖かな館内。ウェルカムドリンクの青森県産りんご100%ジュースを飲んで、ほっと一息。

客室は広くモダンな造り。スキーの疲れを癒やすため、まずは温泉へと直行です。無色透明のお湯は肌に優しく、体の芯からぽかぽかと温めてくれます。雪が舞い落ちる森を見ながら露天風呂でくつろげば、それはもう極楽気分!

青森の海の幸、山の幸がならぶ夕食。特産のニシンを炊いた和のものから、バジルソースの風味豊かな『真鯛 縞鯵(しまあじ) 蛸(たこ)のカルパッチョ』、『海老と帆立のスパイシー焼き』など洋のものまで、豪勢な献立。「このお酒、おいしい!」と、旨い地酒に誘われて杯を重ねつつ青森の夜は更けていきます。