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はじめまして、ひょい太です。この春からこのサイトを担当させて頂く新人です!尊敬する寅さんのように日本全国を渡り歩き、その地域の魅力を力一杯伝えることを誓います!不慣れな点も多々ありますがみなさんよろしくお願いします。 ひょいとFDA.com 案内人 ひょい太

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海の温泉

海の温泉 青森

龍飛岬からのパノラマが眼下に広がる絶景の湯
龍飛崎温泉ホテル竜飛

断崖絶壁から望む冬の津軽海峡

海辺を代表する温泉が龍飛崎温泉ホテル竜飛です。石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」の歌にもある龍飛岬。その岬の突端にあるホテルで、津軽海峡を眺めながら北国青森の冬を体験するならここしかありません。

青森空港から車で津軽半島を北上すること約1時間50分。ホテル竜飛に到着しますが、さらに数分進むと龍飛崎に。一帯は津軽国定公園になっており、「日本の灯台50選」に選ばれている龍飛埼灯台から先にある岬に立つと、雪混じりの冷たい強風にさらされ、立っていられないほどで、冬の厳しさを身をもって実感できます。ここは年間を通して強い風が吹く場所で、「日本一の風の岬」と言われているのです。

海抜115メートルという断崖絶壁から眼下を眺めると、白い波濤を幾重も立てた津軽海峡、そして海峡を隔て遠くには北海道の山並みが目に入ってきます。

龍飛崎温泉①

アイヌ語から由来したという「たっぴ」。この近くには国道339号の先端になる日本唯一の「階段国道」が、また、「津軽海峡・冬景色」歌碑が立っており、ボタンを押すと歌が流れて楽しめます

龍飛崎温泉②

自然の恩恵を肌で感じる温泉

ホテル竜飛の創業は1968(昭和43)年。当時、青函トンネル工事で賑わっていた時代で、工事関係者らが宿泊できるようにと旅館からスタートしたといいます。青函トンネルは1988(昭和63)年に完成しますが、この間旅館は連日とても賑わっていたそうです。この年、創業20年を節目に旅館からホテルに建て替えたと同時に、温泉を掘ろうとボーリング。しかし、湧出した温泉は加熱しなければならないほど温度が低く、別な場所をもう一度ボーリングしたところ、地下約800メートルからちょうど良い温度の温泉が湧き出したのです。
「これからは癒やしの時代です。そのためには、自然の恩恵を肌で感じる温泉がどうしても必要でした」と2代目社長の杣谷和龝(そまやかずあき)さんは話してくれます。
この時、世界的に知られる地質調査の人からアドバイスを受け、再度の温泉掘削に挑み、バランスの良い成分を含んだ良質な温泉が湧いたのだそうです。それをきっかけに建物をリニューアルし、オープンしたのが2006(平成18)年のことでした。

龍飛崎温泉③

眼下に津軽海峡、遠くには北海道

館内に入ると最初に目に入ってくるのが、ガラス張りになったラウンジからの津軽海峡の眺め。思わず足が止まってしまいます。フロントの前を通ってさっそく大浴場へ。
脱衣室から浴室に入ると、全面ガラス張りを通して目に飛び込んでくる雄大な津軽海峡のパノラマ。湯船は海側に面し、立地条件を活かした明るい浴室の造りになっているのです。外の冬景色を眺めながら、湯船にゆっくり肩まで体を沈めると、寒風で冷え切った体にお湯の温かさが気持ち良くしみ込んできます。湯口からはすべすべ感のある無色透明・無味無臭のお湯が流れ込み、開放感に浸りながら静かな安らぎのひととき。

龍飛崎温泉④

大浴場続きで露天風呂。3人ほど入れる広さの岩風呂からは、真下には陸続きになった帯島が、そして、寒風が吹きすさぶ海の向こうに、雲間からかすかに北海道江差の山並みが見えます。冬の津軽半島の気分を味わうなら最高のロケーションなのです。

じんわりと火照った体を客室で休めながら外を眺めていると、刻々と景色が変わっていくのが感じられ、いつまでも飽きません。

この施設内の電気はホテル所有の風力発電機1基でまかなっているのだそうで、風の岬ならではの利点かもしれません。さらにビックリするのは、ロビーの真下を青函トンネルが走っており、新幹線が通ると天井の照明が7色に変わることです。

ホテル竜飛は、温泉に、冬景色に、食事に、7色にと様々楽しめる温泉宿なのです。

「ここから眺める夕陽がいいと来られるお客さんもいます。また、この時期、冬の景色を楽しみたいとか、失恋した女性が心を癒やしたいとかも訪れるんですよ。自然環境は厳しいんですが、自然の恩恵を肌で感じる温泉をぜひ体感して欲しい」と話すのは、支配人の杣谷徹也さん。
杣谷さんによれば、冬の時期でも全国から若い人から年配者まで、たくさんの宿泊客が訪れるのだそうで、最近はまた半島巡りでも人気を呼んでいるといいます。

津軽海峡の豊かな海の幸を堪能できる夕食。
当ホテル人気No.1の「あわびほたて焼膳」。竜飛沖で水揚げされた新鮮なあわびを贅沢に踊り焼きに。青森のホタテは貝柱に厚みがあり、他の産地に比べ濃厚な甘み・旨みが特徴です。

ホテル内の食事処「海峡」では立ち寄り昼食も可能
竜飛漁師丼 2,750円

ふのりそば 770円

ホテル竜飛について

住所
東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜54-274
電話
0174-38-2011
日帰り入浴時間
11:00~20:00
入浴料
500円
宿泊料
2名で一人
冬季10,000円(税別)~
夏季13,000円(税別)~
泉質
カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉
源泉温度
42度(加温・循環ろ過)
効能
神経痛、冷え性、筋肉痛、五十肩など
アクセス
青森空港よりバスで青森駅前35分。青森駅前より送迎バスで約1時間40分
サイト
http://www.hoteltappi.co.jp/